ボンダンスを思い出す

　　　ジリジリと鳴く蝉。

　　　毎日放送される高校野球。

　　　何も変わらない夏。でも、確実に何かが変わりゆく夏。

　　　変わったのは、自分が生きる場所だけじゃない。

　　　何かが、確実に変わっていっている。

　　　時代に乗り遅れないようにしなければ。

　　　

　　　先日、朝早くにおでかけして、実家にお盆の御供物を送ってまいりました。

　　　少しばかりのものですが、なかなか実家に帰る機会がないので…。

　　　最近は、本当に流通が回復したようで、次の日の午前中には到着した、と母から連絡がありました。

　　　よかった。

　　　いつも守っていただいているご先祖様に、想いが届けば幸いです。

　　　

　　　今年のお盆は、相方さんと結婚して初めて迎えるお盆なので、

　　　こちらの文化をまったく知らない“もにょち”としては、ドキドキしてるところがあります。

　　　親戚もほとんどが東北にいるので、東北以南の文化って、知らないのです…。

　　　春のお彼岸は、大震災の影響があって相方さんのご実家におりましたので、

　　　「お彼岸って、こういうことするんだぁ」って知ることができたのですが、

　　　同居していないと、こういう時に文化を知るきっかけがないんだなぁ…と思いました。

　　　将来生まれてくる子のためにも、お義母さんにまた教えていただこうと思います。

　　　

　　　【今日の1曲】

　　　先日、新居の近くで盆踊り祭りをしてたのですが、やっぱり地域性ってあるんですね。

　　　実家近くで流れていた音頭とは違い、「東京音頭」とか流れてました。さすが、関東。

　　　仙台では、この曲が流れてました。

　　　「七夕音頭」ｂｙ島倉千代子

　　　

　　　祭りの場所は違えど、この曲流れてました。

　　　もう1曲、流れてたんですよ。…「相馬」だったんだ…。知らなかった…

　　　「相馬盆唄」

　　　

　　　小さい頃に培った記憶って、すごいですね…。映像見てたら、この踊り、思い出しました…

　　　伊達政宗公の奥様が福島・三春のご出身のはずですが、何かゆかりがあるんでしょうか…。

　　　懐かしい2曲、です。

東北魂に愛を

　　　とてつもない揺れに、体が竦んだあの日。

　　　不安に耐えられなかったあの日。

　　　暗闇におびえたあの日。

　　　親のぬくもりを、一心に求めた日。

　　　呼吸ができることの尊さを、思い知った日。

　　　「平穏無事」ということの尊さを、思い知った日。

　　　命の尊さと、自然の脅威を、思い知った日。

　　　

　　　いまだに、連絡のつかない友達。

　　　いまだに、訪れることが叶わない故郷。

　　　いまだに、再会できていない、命。

　　　

　　　それでも、今を、生きる。生きていく。

　　　そうして、時を紡いでいく。

　　　今は、祈ることしかできないけれど、心はいつでも、飛んでいけると信じている。

　　　

　　　　　　

　　　東北の、大地と海とともに生きる民の強さ。

　　　昔々、そのまた昔から、ずっとずっと受け継がれてきた、

　　　自然とともに生き、自然の成す脅威すらも受け入れる、優しい心。

　　　「強いなぁ」って、思います。

　　　そして、そういう東北の人たちの笑顔を見るたび、愛おしくなって、抱きしめたくなります。

　　　　　　　　

　　　「雨ニモマケズ」　宮沢賢治・詩　今野東・朗読

　　　　　

　　　

　　　５か月前の今日。あの大震災によって失われた命のご冥福を、心からお祈りいたします。

　　　そして、１日１日必ず復興していくことを、全身全霊をかけて、願っています。

命の意味を考える日

　　　空を見上げ、ただひたすらに、この世の平和を願う。

　　　もう2度と、人が、たった１つの原子爆弾で、尊い命を奪うことがありませんように。

　　　地球上の、ありとあらゆる場所に生まれる憎しみが、癒されますように。

　　　

　　　「アメージング・グレイス」by白鳥英美子

　　　

初めての「初めて記念日」

　　　この日がなかったら、相方さんと結ばれていなかっただろうと思います。

　　　いろいろな「偶然」が重なって、「今」がある。

　　　夫婦になって、初めて迎える「初めて記念日」。

　　　相方さんと初めて、大学院の駐輪場で７時間話した日です。

　　　生きていること、そして、相方さんの隣にいられることに、感謝しています。

　　　これからも、よろしくお願いいたします。

　　　

　　　「マドベーゼ」ｂｙハナレグミ

　　　

言の葉の波に揺られて

　　　８月５日。仙台七夕の前夜祭ですね。そして、明日からは本祭り。仙台の街が華やぐ３日間です。

　　　今年は、いつも以上にいろいろな意味があるお祭りになると思います。

　　　訪れることは叶いませんが、きっと届くと信じ、風に自分の思いを託します。

　　　

　　　ご無沙汰してました。“もにょち”です。久々の、ＰＣからの更新です。

　　　８月に入ってから、体を起こしていられる日が増えてきて、

　　　先週末は、相方さんと２人でちょっとお散歩したりして、

　　　徐々にではありますが、体力をつけようとがんばっております。

　　　…食欲が戻ってないので、体重はあんまり増えてないんですけどね…＾＾；

　　　

　　　日々、流れていく言葉を目に、耳に、口にしながら、

　　　「言葉の重み」というものを考える、今日この頃です。あ、誰がどう、ということではないですよ。

　　　言葉に携わる仕事をしている身として、思うことです。

　　　ふっと湧いて出てくる言葉を発することへの畏怖。それが、薄れているようにも思います。

　　　言葉は、時として人を感動させ、有頂天にも幸せにもし、

　　　その一方で傷つけ、死に追いやることだってある。

　　　文字が生まれる前から存在し、文字という形を成していても、

　　　その１つ１つの重さを測ることは、誰もできない。

　　　その存在はあやふやで不確かなのに、絶大な力を持つもの。

　　　

　　　ヒトは、完全なものではないと思います。

　　　だからこそ、他の誰かと繋がるために用いるものが言葉であるとするならば、

　　　“もにょち”は、１つでも多く、人の心を輝かせる言葉を、発して生きたいと思います…。

　　　

　　　…世の中、そんな綺麗事だけで生きていけるほど甘くない、って、言われてしまいそうですが…。

　　　

　　　いつか、自分に子が生まれたら、言葉が持つチカラについて、話したいなぁと思います。

　　　その子が大きくなって、「言葉の重さ」について、語り合えるようになったら、嬉しいなぁと思います。

　　　

　　　【言葉で遊んでみよう】

　　　先日購入した蚊よけ。ネーミングが素敵ですｗ

　　　「“蚊”が“来”“無”い」で「蚊来無（かこーん）」ｗ

　　　アロマの香りで、蚊よけ。煙を使わないので、お部屋の中がもはもはにならず、快適です。

　　　

　　　【中学の時に合唱コンクールで歌いました】

　　　「言葉」→「言の葉」→「ポプラの葉」という安直な連想から思い出しました＾＾；

　　　作詞；新川和江　作曲；加賀清孝　「名付けられた葉」

　　　

　　　

　　　【次回こそは…】

　　　次回こそは、ＧＷの、蓼科の旅行記を完結させたいと思います！

　　　…今月中には…。が、がんばります！

【追記です】合唱コンクールから思い出したもので…

タグ：そして明日からは、高校球児の暑い夏も始まりますね。