言葉で描く 噺の姿 [お気に入りのこと]
7月です。文月です。昨年も、こんなこと、書いた気がします…。
2010年も半分過ぎちゃいましたね!! 早いようなそうでないような…。
今月は、いろいろと忙しくなる予定です。
招待状を発送して、披露宴の詳細を決定して…って、これじゃ結婚式関連のことですね。
本業も、今月中の論文提出を目指します。目指すんです。そう。目指すのです。←自分に言い聞かせ。
今月も、みなさんにとってよい月となりますように☆彡
今月は、明るいことを書くぞー。がんばるぞー。よろしくお願いいたします!!
さて。月の初めから、毎回アクセス数とコメントの少ない内容をお届けします。
…個人的な記録みたいなもんだと思っていただけば…^^;
昨日、「あおば寄席」がありまして。めずらしい方がいらっしゃるということで行ってまいりました。
立川談志師匠のお弟子さん、立川談春さんの独演会です。
2月に立川志らく師匠の独演会でも思ったことですが、語り口が師匠にそっくりw
今回は2つとも古典でしたが、実によく似ている。
でも、それでいて、噺に味がある。それも絶妙。
噺の間に、雑談が入っても、それすらも味にしてしまう力がありました。すごいです。
昨日は、お弟子さんの春太さんが前座にて「初天神」。
知ってる噺だぁ~なんて会場全体がちょっと静かな感じで聴いてたら、師匠の噺が始まってから、
「知ってる噺だと思って、昨日の眠気が顔を出したりして」なんて釘を刺されちゃいました^^;
談春師匠は、「船徳」と「猫定」というお噺をかけてくださいました。
「船徳」は、若旦那(放蕩息子・道楽息子とも)が出てくる笑える内容で。
「猫定」は、猫とバクチ打ちの人情話でした。
「猫定」は、まったくもって聴いたことがなく、
猫好きとしては、途中で泣きそうになりながら聴いてまいりました。
師匠は「笑うところなんてない」なんておっしゃってましたが、
そこここにくすぐりがあったりして、実に聴きごたえのあるお噺でした。
落語を聴きに行くのは、もちろん笑うためでもあります。笑って、楽しむため。
でも、もう1つ。目的があって。
人生相談、悩み相談、というわけではありませんが、
落語って、人生の縮図をそのまま語っているように思えるのです。
いろいろな登場人物があらわれて、七転八倒。面白いことが起こったりするわけですが。
世の中には、いろいろな人がいる。いろいろな考えを持っている。それが、わかる気がするのです。
そして、言葉で語ることで、聴衆1人1人の頭の中に、それぞれが描く世界が広がるのです。
それぞれが描いているので、1人1人別のはずなのに、
そこにいる聴衆(ほぼ)全員が、同じところで笑い、同じところで泣き、同じところで拍手する。
そう思ったら、落語ってなんだかものすごく偉大だなぁって思ったんです。
四文字熟語やことわざと同じように、落語のお噺を1つでも多く知っていることって、
人生を豊かにするうえで、実はあったらかなり楽しくなれると思ったんです。
それを、強く強く感じて、帰宅の途につきました。
みなさんも、機会があればぜひ♪ おすすめですよ!!
論文がんばってね
by ゆうみ (2010-07-01 13:35)
>ゆうみさん
nice!&コメント、ありがとうございます☆彡
がんばります!!(≧ω≦)ノ
by もにょち (2010-07-01 23:32)
談春&志らく、昔、よく観に行ってたよ~^^
by nyan (2010-07-01 23:37)
>nyanさん
nice!&コメント、ありがとうございます☆彡
その2人の組み合わせで、ですか!?Σ(0Д0ll)
いいですね~(*´∀`人*)
こちらには、2人とも独演会でいらっしゃるので、
一緒に、というのは機会がないのです…orz
談春と志らく…いいですね~!!!(≧▽≦)ノシ
by もにょち (2010-07-01 23:49)
>kakasisannpoさん
nice!ありがとうございます☆彡
by もにょち (2010-07-03 15:42)